涼を求めて、険悪峡谷の低山歩き【棒ノ折山(969m)】

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プロフィール

2020年6月に埼玉県飯能市にある関東百名山の棒ノ折山(ぼうのおれやま)に行ってきました。最高地点は969m(棒ノ折山)、歩行計は5時間、最大標高差は714mです。

〜以下、関東百名山ガイドブックより

奥武蔵と奥多摩の境にある棒ノ折山を特徴づけているのは、奥武蔵側の白谷沢(しろやさわ)だ。入間川の支流有馬川から棒ノ折山に突き上げるこの沢は、かつて10の滝場を擁する沢登り入門向きの名渓であった。

しかし、F1は名栗湖(なぐりこ)に沈み、下部の美瀑群(びばくぐん)には流木が詰まり、沢登りの魅力は乏しくなった。とはいえ、険悪な峡谷(きょうこく)沿いの登山道は稀少で、特に暑さで敬遠される夏の低山のなかでは、涼味(りょうみ)満点で人気が高い。

〜コラム  棒ノ嶺、棒ノ峯、棒ノ折山?

山名由来の伝説はそれぞれにあるが、漢字表記に付会したのだろう。この山はかつて名栗の人々の屋根材や、まぐさを刈る茅場であった。「ボウ」は草ぼうぼうの「茫」であり、坊主頭の「坊」でもある。そして山の高い所は「屋根」。だから当初は「茫(坊)ノ尾根」であった。しかし発音は「ボウノオネ」→「ボーノオレ」→「ボーノーレ」→「ボーノレー」と変化し「棒ノ嶺」が当てられた。「嶺」を「ミネ」と読んだ人が「棒ノ峯」と書いた。そんなわけで「棒ノ折」が本来の発音に最も近いといえるのだ。

アクセス

<往復>

電車 西武池袋線 飯能駅(はんのうえき)

バス 西武池袋線飯能駅北口3番のりばさわらびの湯バス停約45分 630円 国際興業バス飯能営業所

ルート

さわらびの湯バス停(255m) → 白谷沢登山口 → 岩茸(いわたけ)石 → ゴンジリ峠 → 棒ノ折山(969m) → 槙ノ尾山 → 有馬渓谷観光釣り場 → 大ヨケの滝 → 獺橋(かわうそはし) → 白谷沢登山口 → さわらびの湯バス停

動画です。参考まで、どうぞ。

装備

・ザック35L(THE NORTH FACE)

・帽子(THE NORTH FACE))

・ロンT(THE NORTH FACE)

・ウインドブレーカー(アンダーアーマー)

・パンツ(TIGORA) と ハーフパンツ(ナイキ)

・ウール製の靴下(THE NORTH FACE)

・トレッキングシューズ(LA SPORTIVA)

行動食

・水 1.5L

・チョコ1袋

・おにぎり1個

その他の道具

・折りたたみ傘

・モバイルバッテリー(ANKER)

・地図

・コンパス(SUUNTO)

・救急セット

・カメラ(Nikon5600)

・ヘッドライト(Kathmandu)

・ライト

・本

・時計(Apple Watch)

・GoPro8

感想

2020年6月9日に棒ノ折山に行きました。

電車で行ったのですが、通勤の人たちと時間が被って迷惑かけてしまいました。結構、人いるのね。

9時くらいに飯能に着いたけど学生がちらほらいて学校って何時から始まるのかなと自分が学生だった頃は8時30分くらいから1時限始まってた気がする。最近は違うのかな?

山ですが、沢を登っていくルートで涼しくて楽しかったです。平日だったんですけど、人も割といました。

槙ノ尾山から仙岳尾根に下ったのですが、有馬渓谷観光釣り場の手前の尾根で道を失いました。結果、引き返してなんとか下れたのですが、予定と全然違う所に出ました。

気をつけよ。

以下はタイムラインです。

(10:18)飯能駅北口3番乗り場(9時35分の便)から乗りました。写真はさわらびの湯バス停です。40分くらいだったと思います。平日なのでこんな時間でしたが、土日祝日だともっと早い便がありましたよ。

(10:35)有間ダム分岐です。左に行きました。まっすぐは去年の台風の影響でまだ、復旧してないみたいでした。ツーリングしてる人がたくさんいました。

(10:36)有間ダムです。変な色。

(10:46)白谷沢登山口です。沢を登っていきます( ̄▽ ̄)

(11:03)滝です。確か藤掛ノ滝です。間違ってたら、ごめんなさい。

(11:08)沢です。涼しくて気持ちいい沢登りでした。

(11:10)滝。

(11:26)林道です。いい緑。

(11:31)林道を渡ります。

(11:32)さらに登ります。結構急坂を登っていきます。

(11:41)分岐です。右に進みます。トウギリ林道は通行止めでした。

(11:55)分岐です。コンジリ峠へ進みます。

(12:04)棒ノ折山、頂上です。人も結構いました。

(12:11)展望です。今日は霞んでましたが、澄んだ日は日光方面の山々が見えるみたいですよ。

(12:33)槙ノ尾山です。分岐です。「落合」の方に下りていきます。

(12:47)林道を横断します。この写真の右手に道導があります。この先急な坂がありますので、気をつけて。

(13:05)「落合」の方です。

(13:39)「落合」の方に下ります。ほっっっっそい尾根があり、私は道に迷ってしまいましたので、慎重に道を外さないように気をつけてください。

(13:45)有馬渓谷観光釣場あたりです。右に進みます。

(13:51)大ヨケの滝です。

(14:01)獺橋あたりです。まっすぐはいけません。橋を渡ります。有間ダムを回っていくと白谷沢登山口があります。

(14:29)有間ダムあたりです。いい色。このまま、さわらびの湯バス停に戻ります。14時40分の飯能行きにバスに乗りました。さわらびの湯に浸かりたかったな・・・

Apple Watch ワークアウトログ

アクティブカロリー 967カロリー

トータルカロリー 1234カロリー

距離 14.30km

最高高度 969m

最低高度 243m

上昇した高度 806m

合計時間 4:01:42

平均心拍数 118BPM

平均ペース 16’54″

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この記事を書いた人

趣味で登山を楽しんでいます。特に関東近辺の山に登っています。
登った山の情報や旅行で行った場所の情報などを発信しています。

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