2018年2月15日から17日までにブルネイに滞在してました。
ブルネイってどんな国?
“ブルネイ・ダルサラーム国(ブルネイ・ダルサラームこく、マレー語: Negara Brunei Darussalam、نڬارا بروني دارالسلام)、通称ブルネイは、東南アジアのボルネオ島(カリマンタン島)北部に位置する立憲君主制国家。首都はバンダルスリブガワン。
イスラム教国で、イギリス連邦(コモンウェルス)加盟国である。北側が南シナ海に面するほかは陸地ではマレーシアに取り囲まれている。
石油や天然ガスなどの資源を多く埋蔵しており、ASEANの一員になっている。環太平洋戦略的経済連携協定の原加盟国でもある。(出典:Wikipedia)”
とあり、ブルネイは資源国で一人あたりのGDPも5万ドルと日本よりも裕福な国です。
イスラム国家ということもあり、お祈りタイムがあって、店のほとんどが閉まります。
*Wikipedia から転載した内容の著作権は Wikipedia のライセンスに従います
”国境を陸で跨ぎたい”
私が訪れた目的は
”国境を陸で跨ぎたい”というそんだけの理由です。日本だと国境は飛行機で跨ぐので陸で跨ぐ感覚を味わいたくて、バス路を選びました。バスの他に海路もあります。そっちもそっちで魅力的ですね。
アクセス方法(バス)
コタキナバル(マレーシア) 〜 バンダル・スリ・ブガワン(ブルネイ)間
以下のサイトで予約しました。
サイト → http://www.sipitangexpress.com.my/
価格は片道RM100(3000円弱)でした。
バス路はめんどくさいです。
上記でも書いたように、私は陸で国境を跨ぎたくてこのルートを選びました。
地図で道路を見たら、わかるのですが、バス路は国境を3回跨ぎます。最初マレーシアからブルネイへ、次ブルネイからマレーシア、最後にマレーシアからまたブルネイって感じです。
入出国を繰り返すのでバスを降りて、パスポートチェックして、また、バスに乗って、しばらく走って、またバスから降りて、パスポートチェックして、また乗って。。。。結構めんどくさかったです。
コタキナバルからだと海路も出てるみたいなので、そちらは1回でパスポートチェックが済むのでお勧めです。
美しい首都
そんなこんなのバス路の旅の末、ブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワンにつきました。
バンダル・スリ・ブガワンは首都のわりに人も少なく過ごしやすく、綺麗な街でした。
残念ながら、滞在した日はパブリックホリデーと重なってしまっていて、ツアーなど何もできませんでした。
おすすめスポット
カンポン・アイール
”カンポン・アイール(Kampong Ayer)はブルネイ・バンダルスリブガワンにある水上集落。カンポン・アイルと表記されているものも多い。
ブルネイの首都バンダルスリブガワンのブルネイ川の水上にあり、建物は全て水上に出た支柱の上に建っている。また、通路も支柱の上に木製で作られている。人口は39000人程で世界最大の水上集落となっており、42の村が存在している。 カンポン・アイールは多数の小さな村から出来ており、29km以上に及ぶ歩道橋で互いに繋がっており、学校や警察、商店、ガソリンスタンド、モスク、病院を含めた4200以上の建物が存在している。通路の合計は36kmを超え、これらが各建物を繋いでいる。
私営の水上タクシーが速い移動手段として用いられている。これは長い木製のボートに似た物であり、市の中心部からカンポン・アイール内にある多数の船着場までこれを使って移動する事が行われている。
遠景はスラムのようであるが、水上にありながら電気、水道などのインフラの整備はすすんでおり、エアコン、衛星放送、インターネット等も利用されている。また、住民の中には鉢植えの植物や鶏、猫を飼育している者もいる。住民の大多数はムスリムであり、国家公務員として働いている人が多い。市の人口の約4分の1の人が暮らしている。
カンポン・アイールに人が居住し始めたのは1300年以上前に遡る。1521年にはフェルディナンド・マゼランに同伴したアントニオ・ピガフェッタはここを「東洋のベニス」と称した。川の上に住んでいた人の国と云う起源を保存しており文化的に重要な地域である。ブルネイ・ダルサラーム大学の地理学者、アブドゥル・アジズによると、カンポン・アイールは東南アジアで最も著名で大きい水上集落であり、「歴史的にブルネイの中心地であり、ボルネオの重要な貿易の中心地の一つである」との事である。
ブルネイの国家遺産であるカンポン・アイールを保存するため、政府は歩道橋やコンクリートの波止場、水道管、電気、電話、学校、モスク、病院、警察署、海洋消防署等を建設した。6つの行政体が完全なる水上集落として知られているが、行政的には分かれていると見做されている。
観光客はヤヤサン・スルタン・ハジ・ハサナル・ボルキアの横から水上タクシーを用いて訪れる事が出来る。(出典:Wikipedia)
”
とあり、
東洋のベニスと言われてるらしく、とても不思議な水上集落でした。
アクセス方法
ブルネイ川を眺めていたら、ボートを持ってる人に勧誘されます。1ブルネイドルでした。
私が乗ったボートの人は色々なところに連れてってくれたので、もし行って見たい場所などあったら、いってみてるといいですよ。
イスラム国家という国の常識
私はイスラム教の国に初めて行ったのですが、印象的だったのはやっぱり”お祈り時間”があることでした。
イスラム教には1日5回お祈りをする時間があります。
なので、各建物の中にお祈り部屋が必ずあります。私はトイレと間違えて入ったら、怒られました。
お祈り中はお店も閉めるのですごく戸惑いました。これでよくビジネスができるなと思うほどでした。
また、もう一つ印象的だったのは女性があまりいないということです。
泊まった宿の方は女性でしたが、働いているほとんどの人が男でした。
こんな文化、宗教の違いを感じたブルネイの旅でした。