プロフィール
福島県檜枝岐村(ひのえまたむら)にある会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)。
最高地点は会津駒ヶ岳の2133mとなります。
〜以下、日本トレッキングガイド上巻より
尾瀬の北東、たおやかで女性的な雰囲気で横たわる会津駒ヶ岳は、南会津を代表する名峰。山深い檜枝岐温泉の街の登山口から美しいブナなどの広葉樹林、シラビソの針葉樹林帯、そして、森林限界から頂上部にかけては開放的な優しい風景が広がります。花の名山と称され、長城一帯の高層湿原周辺には季節ごとに可憐な花々が姿を見せ「山上の庭園」のような雰囲気です。
アクセス
バス
会津(あいず)高原尾瀬口駅
↓ 1時間30分くらい 1790円 会津高原バス
駒ヶ岳登山口バス停
マイカー情報
東北自動車道・西那須野塩原ICから国道400号で上三依(かみみより)方面へ。
国道121号に入って、早坂、国道352号で内川へ向かい、尾瀬檜枝岐温泉へ。
駐車場は林道終点と林道周辺に駐車場があります。
登山適期
6月から10月下旬までです。
9月中旬から10月中旬まで紅葉が見られるらしいです。
コース(予定)
駒ヶ岳登山口バス停(930m) → 林道終点登山口 → 水場 → 休憩ベンチ → 駒の小屋 → 会津駒ヶ岳(2133m)
*ガイドブックに載ってあったコースを予定してましたが、”林道終点登山口”は雪が多すぎて行けず、トレースがあることから無理やり登りました。また、道標もほとんど埋まっていました。
実際使ったコースとは若干違いますが参考にしてください。
以下の動画は滝沢登山口から山頂までの動画です。
以下の動画は池ノ平あたりから山頂までの動画です。ふわふわ雪にキレてます。
以下は山頂から駒の小屋までの動画です。絶景散歩でした。
装備
・ザック35L(THE NORTH FACE)
・ニット帽(THE NORTH FACE)
・ロンT(THE NORTH FACE), アンダーウェア(ユニクロ)
・パンツ(THE NORTH FACE), アンダーパンツ(ユニクロ)
・ウール製の靴下(THE NORTH FACE)
・トレッキングシューズ(LA SPORTIVA)
・アイゼン
アイゼンでは雪に埋もれてしまうので、スノーシューがいいと思います。
行動食
・水 0.5L
・おにぎり 1個
・パン 1袋
・たけのこの里 1袋
その他の道具
・iphone13
・GoPro
・地図
・コンパス
・時計(Apple Watch)
感想
2024年2月14日、私は会津駒ヶ岳の雪山に挑戦しました。久しぶりの雪山登山で、その美しさと同時に、冬山ならではの苦労も体験しました。
登山中、私のアイゼンが何度か外れるトラブルに見舞われました。これは、雪山登山の経験不足が露呈した瞬間であり、山の厳しさを改めて教えられました。私は、防寒対策とアイゼンがあれば何とかなると過信していましたが、会津駒ヶ岳の雪は思いのほかふわふわで、アイゼンだけでは不十分でした。足が柔らかい雪に埋もれ、スムーズに進むことが難しく、スノーシューの重要性を痛感しました。
道中、トレースを頼りに進みましたが、道標や小屋は雪に埋もれ、かろうじてその存在を確認できる程度でした。山頂の印も見つけることができず、山の冬がどれほど過酷かを物語っていました。
バスの時間制約もあり、私は11時30分頃から登り始めましたが、早い時間に登山を開始することを強くお勧めします。私は、もし15時に山頂に着けなければ撤退すると決めていましたが、結果的には18時頃に登山を完了しました。暗くなる中での下山は、さらなる挑戦でした。
この体験から学んだのは、冬山登山の準備として、適切な装備だけでなく、早めの行動開始が如何に重要かということです。また、自然の予測不可能性と、それに立ち向かう際の心構えの大切さを再認識しました。会津駒ヶ岳の美しさとともに、山の厳しさも伝えたいと思います。冬山を楽しむためには、準備と正しい知識が不可欠です。
以下はタイムラインです。
(9:25)”会津高原尾瀬口バス停”です。9時40分に出発しました。
(11:11)”駒ヶ岳登山口バス停”です。ここで身支度を済ませました。車道を渡ると登山口があります。
(11:22)登山口です。少し登るとトイレがありましたが、冬季は使えないみたいでした。
(11:32)分岐です。左に進みます。左がショートカットで早く着きます。
(11:49)この辺りはおそらく駐車場です。右に登ると多分”林道終点登山口”があるはずですが、雪で行けませんでした。
左に登ったであろうトレースがあったので、それを頼りに登っていきました。
(11:52)結構な急坂でした。トレースを見失わないように気をつけてください。道標ないので、地図も頼りなかったです。道が外れてないかとても不安でした。
(12:42)ピンクテープがあり、少し安心しました。ですが、ほとんで印もないので、道を外れないように慎重に登ってください。
ずっと登ります。
(13:52)尾根に出ます。うっすら、山小屋らしき、屋根が見えてきましたが、この辺りの雪はふわふわで一歩ずつ、足が埋もれるので、イライラしながら進んでました。
(13:52)スノーシューってこういう時に使うんだなと学びました。
(13:53)いい景色。
(14:19)一歩で埋もれて、足を毎歩上げなきゃ行けないので、きつかったです。
(14:29)私は15時を期限に進んでました。15時まで行けるところまでいき、登頂できないならできないで、リベンジしようと考えてました。
(14:30)いい景色なんですが、足場は最悪でした。
(14:45)おそらく山頂です。
(14:46)山頂の印はどこにあるか、わかりませんでした。
(14:46)いい景色でした。
(14:47)360度展望でした。
(14:47)いい景色でしたが、無事下山できるか心配でした。
(14:48)いい景色とは裏腹に下山ももれなく、足が埋もれて散々でした。
(14:48)埋もれた足の隙間から、雪が靴の中に入り、靴下も靴の中もぐちゃぐちゃで最悪でした。
(14:49)噂のスノーモンスターでしたが、楽しむ精神状態ではなかったです。
(14:51)いい景色でした。
(15:01)”駒の小屋”がうっすら見えます。
(15:19)はれてよかった。
(15:29)ここにもモンスター。
(16:36)少し暗くなってきました。
(16:48)私が登った時は3人くらい先に登っていたので、しっかりトレースが見ました。
(17:13)戻ってきました。駐車場だと思われる場所です。右に降るとショートカットですが、私は、
日も暮れているので、わかりやすい道を歩こうと思い、まっすぐ進みました。
ですが、結果だいぶ遠回りになるので、右に降ることをお勧めします。
(17:37)ショートカットした道と合流しました。だいぶ暗くなりました。
(17:43)登山口です。私はこの近くの宿に泊まりました。
Apple Watch ワークアウトログ
ワークアウト時間 6:22:44
経過時間 6:22:44
距離 17.14km
アクティブカロリー 1549KCAL
トータルカロリー 1972KCAL
上昇した高度 1220m
最高高度 2135m
最低高度 952m
平均心拍数 142拍/分
平均ペース 22’19″km