高層湿原の秘境への道【鬼怒沼山(2141m)】

目次

プロフィール

栃木県日光市と群馬県片品村にある鬼怒沼山(きぬぬまやま)。最高地点は鬼怒沼山(2141m)です。

〜以下、関東百名山より

栃木県を横切る鬼怒川の源頭部に広がる高層湿原が鬼怒沼だ。標高は約2020mで、少し離れた尾瀬ヶ原(おぜがはら)より600m以上も高く、40以上の池塘(ちとう)が点在している。

一帯はモウゼンゴケやイワカガミなど、高山植物の宝庫だ。かつては秘境とされていたが、大正時代にここを訪れた植物学者の武田久吉が紹介したことにより、登山者にも知られるようになった。また鬼怒沼山は、鬼怒沼の北東に位置する三等三角点が設置されたピークを指す。

アクセス

私は電車とバスを使い、女夫渕バス停から大清水まで縦走しました。

鉄道、バス

行き

東武鬼怒川線 鬼怒川温泉駅

↓ バス 約1時35分 1570円 しおや交通

女夫渕(めおとふち)バス停

帰り

大清水バス停

↓ バス 約1時間30分 2300円 関越交通沼田営業所

JR上越線 沼田駅

マイカー情報

マイカー利用の場合は女夫渕から鬼怒沼山山頂をピストンする。その場合、日光宇都宮道路日光ICから国道119号、県道169号、23号経由で女夫渕駐車場まで約1時間15分。

約60台駐車できます。無料です。トイレもあります。

なお、女夫渕温泉から先の車道はスーパー林道で、一般車は通行できません。

登山適期

6月中旬から10月下旬です。

コースの雪が消えるのは6月中旬で、7月にかけて高山植物が花を咲かせます。

標高があるので真夏でも爽やかです。

9月中旬には草もみじの季節ですよ。

ルート

(1日目)

女夫渕バス停(1120m) → 八丁湯 → 日光澤温泉 → オロオソロシの滝展望台 → 鬼怒沼 → 鬼怒沼避難小屋 → 鬼怒沼山(2141m) → 鬼怒沼避難小屋

以下は動画になります。参考になれば幸いです。

(2日目)

鬼怒沼避難小屋 → 物見山(2113m) → 湯沢徒歩点 → 大清水

装備

・ザック35L(THE NORTH FACE)

・ハット(THE NORTH FACE)

・ロンT(THE NORTH FACE)

・ハーフパンツ(アンダーアーマー)

・ウール製の靴下(THE NORTH FACE)

・トレッキングシューズ(MAMMUT)

行動食

・水 2.0L

・午後の紅茶 0.5L

・おにぎり 1個

・サンドイッチ 2袋

・ポテチ 1袋

・チョコ 1袋

その他の道具

・地図

・時計(Apple Watch)

・iPhone13Pro

・GoPro8

・着替え

・テント一式

感想

2022年9月26日,27日に鬼怒沼山に行きました。

”オロオソロシの滝展望台”から”鬼怒沼”はピンクテープの道標が少ないので、道に迷わないように気をつけてください。

また、”物見山”から”湯沢徒歩点”までも道標はほとんどありません。さらに、急坂だったりしたので、慎重に歩いてください。

”湯沢徒歩点”で沢を渡るのですが、橋とかはありませんでした。なので、雨の日は渡れないかもしれません。

展望は冴えませんが、鬼怒沼はいい感じでしたよ。湿原好き、コケずきにはおすすめです。

以下はタイムラインです。

(1日目)

(9:07)”東武鬼怒川温泉駅”です。駅を出て、左側にバス停があります。

(9:14)1番乗りバス停です。

(9:14)10時15分のバスの便に乗りました。ICカードは使えません。

(11:54)”女夫渕バス停”です。広い駐車場とトイレがありました。

身支度を整えて、出発です。”八丁湯”に向かいます。

(12:10)橋を渡ります。

(12:11)”奥鬼怒歩道”を歩きます。階段をのぼります。

(12:17)分岐です。右の”歩道”を歩きます。

左は”車道”みたいです。

(12:22)”鬼怒の中将乙姫橋”です。

(12:25)分岐です。左に曲がります。

右は何があるかわかりません。

(12:32)道が不明瞭なところがありました。岩の方へ進みます。

(12:38)綺麗な川と風景です。どんどん川沿いを歩きます。

のぼりではないので、きつくはなかったです。

(12:44)橋を渡ります。

(12:45)さらに橋、”砥の岩橋”です。

(13:18)”八丁湯”です。次に”加仁湯”に向かいます。

(13:27)”加仁湯”です。次に”日光澤温泉”に行きます。

(13:29)右に曲がります。車道を歩きます。

(13:36)どんどん進みます。

(13:41)”日光澤温泉”です。ここで1泊して、早朝にのぼるプランでもいいかもです。

”オロオソロシの滝展望台”へ向かいます。

(13:42)上の写真の手前にここはあります。”鬼怒沼、丸沼登山口”です。私はここで少し休憩しました。水もありましたよ。

ここからのぼりになります。

(13:48)”分岐です。右に進みます。

(13:51)”筬音橋”を渡ります。

(14:02)分岐です。右の”鬼怒沼”にのぼって行きます。

左は”ヒナタオソロシの滝展望台”です。私は間違えて左に進んでしまいました。言い訳をすると逆光で標識がよく見えなかったです。

(14:02)標識です。”鬼怒沼”に向かいます。

(14:16)こんな階段なんかありました。

(14:29)”オロオソロシの滝展望台”です。

(14:30)展望なんてありませんでした(・Д・)

次に”鬼怒沼”へ向かいます。

(14:45)湿原ということもあり、いい感じの緑な山でした。

(14:53)ベンチがありました。どんどんのぼります。

この辺りから、道が不明瞭なので、ピンクテープを見失わないように気をつけてください。

(15:36)もうすぐ”鬼怒沼”ですよ。

(15:37)”鬼怒沼”です。なんか”尾瀬”と似た風景です。

(15:37)いい感じの湿原でした。

(15:38)分岐ですが、そのうち合流します。

(ギャラリー)

以下は動画になります。ただ歩いてる動画です。

(15:50)分岐です。右に進みます。”鬼怒沼巡視小屋”があります。

左に進むと”大清水と尾瀬沼”の分岐があります。

(15:51)”鬼怒沼巡視小屋”です。まっすぐ進み”鬼怒沼山”を目指します。

このあたりは道が分かりづらいので、ピンクテープを見失わないように気をつけて。

(15:57)すごくわかりにくいですが、分岐です。標識はありませんでした。右方向に進むと”鬼怒沼山”です。

左に曲がると”大清水”方面になります。

(16:15)標識には”鬼怒沼山”とありますが、道が薮で隠れていたので、慎重にのぼってください。道もさらにわかりにくかったです。

(16:23)”鬼怒沼山”山頂です。展望はありません。

”鬼怒沼巡視小屋”に戻ります。

(16:49)”鬼怒沼巡視小屋”です。私ははじめ小屋の中で休もうと思ったのですが、夜、鳥がバサバサ飛んでいる音がして、「小屋の中にいるのでは?」と思い、怖くなって、結局、外にテント張りました。

(2日目)

(5:15)”鬼怒沼巡視小屋”朝です。

(15:50)の分岐まで戻ります。

(5:16)分岐です。右にぐるっと曲がります。

(5:19)分岐です。左の”大清水”へ行きます。

”大清水”の前に”物見山”があるので、はじめはのぼりになります。

(5:38)”物見山”です。展望ありません。

”大清水”へくだっていきます。ここからですが、道標、ピンクテープはほとんどありません。また、急坂なので、慎重に。気をつけて下山してください。

(5:47)朝日が綺麗でした。

(6:16)展望です。展望らしい展望はこれだけだったと思います。

(7:11)標識はありませんが分岐です。左に曲がります。

(7:14)”湯沢徒歩点”です。橋などないので、石伝いに渡ってください。

(7:15)水量が多いと渡れないので、山行の場合は前日の雨量などを見て、決めた方が良さそうです。

ここを超えると後は平坦でわかりやすい道になります。

(7:24)モフモフでした。

(7:30)沢を渡ります。

(7:30)”大清水”の方へくだります。

(7:51)分岐です。まっすぐです。

(8:01)”大清水”です。ビジターセンターのような場所でした。トイレもあります。使用料は100円でした。

(8:02)”大清水バス停”です。

(8:02)時刻表です。私は9時15分のバスに乗りました。

(10:50)”沼田駅”です。

Apple Watch ワークアウトログ

(1日目)

合計時間 4:40:16

距離 14.20km

アクティブカロリー 1265カロリー

トータルカロリー 1576カロリー

上昇した高度 1106m

最高高度 2144m

最低高度 1114m

平均心拍数 127BPM

平均ペース 19’44″km

(2日目)

合計時間 2:46:59

距離 8.48km

アクティブカロリー 535カロリー

トータルカロリー 720カロリー

上昇した高度 138m

最高高度 2115m

最低高度 1192m

平均心拍数 106BPM

平均ペース 19’41″km

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この記事を書いた人

趣味で登山を楽しんでいます。特に関東近辺の山に登っています。
登った山の情報や旅行で行った場所の情報などを発信しています。

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