2019年5月に大分県九重町竹田市にある日本百名山のひとつ、九重山(久住山1787m)に行ってきました。
<アクセス>
阿蘇駅 → 牧戸峠 九州横断バス 1600円 約1時間30分
くじゅう登山口 → 由布院バスセンター 九州横断バス 1400円 約50分
<ルート>
(1日目)牧戸峠 → 扇ヶ鼻分岐 → 久住分れ → 久住山 → 池ノ小屋 → 天狗ヶ城 → 久住分け → 法華院温泉山荘(1泊) 3時間20分
(2日目)法華院温泉山荘 → 坊ガツル → 雨ヶ池越 → 長者原 約1時間30分
<MAP>
[map addr=”久住山”]
<感想>
たくさんの山が連なっていて、いろんな山に登りたかったです。紅葉シーズンにまた行ってみたい山でした。
<コラム>
・九重山と久住山
国立公園を作りにあたって揉めに揉めて、結局ひらがな表記になったらしい。
・法華院温泉
ここの温泉は、標高1303mの九州では最も高い所に湧き出て温泉として知られ、泉質は単純硫化水素泉で、動脈硬化症や高血圧症などに効くと言われています。ここは、約500年前に天台宗の修験僧の出入りで賑わいを見たが、明治になると廃寺なり、本坊だけが残る由緒あるところです。現在は雄大なくじゅうの山々が眺める山の温泉宿として、山男お疲れを癒す秘湯が人気を集めています。
・ラムサール条約湿地 くじゅう坊ガツル・タデ原湿原
この場所は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」(通称:ラムサール条約。湿地の保全と賢明な利用の促進を目的とする国際条約)に基づき、国際的に重要な湿地の登記簿に記載されている湿地です。
●登録年月日:平成17年11月8日
●面積:91ha
坊ガツル湿原(竹田市)53ha
タデ原湿原(九重町) 38ha
●湿原の国際的重要性
山岳地域に形成された中間湿地として、国内最大級の規模を有し、多様な地質と地形を反映した植物分布となっており、我が国を代表する湿地である。
これらの植生を維持していくため、毎年春季には、地元の人々によって、野焼きが行われている。
火山の噴煙と草原、森林がおりなす美しい景観の中で、植物観察・観賞・登山などに沢山の利用者が訪れる。