弾丸で駆ける、夜明けの旅路【富士山(3776m)】

目次

プロフィール

山梨県富士吉田市・湯沢村、静岡県富士見市・小山町にある富士山。最高地点は剣ヶ峰(3776m)です。

平成25年に世界遺産に登録されています。

アクセス

<公共機関>

須走口五合目までは、JR御殿場線御殿場駅や新松田から登山バス(路線バス)を利用できるそうです。

公式サイト → 富士登山バス

新宿からもバスが出ているらしいです。こちらは吉田五号目に着くみたいです。

公式サイト → 富士登山バス

<マイカー情報>

富士山にはマイカー規制があり、その期間は自家用車で須走口五号目まで上れません。

マイカー規制は7月10日から9月10日までで、自家用車(レンタカーも)須走五号目までいけません。私は道の駅”すばしり”でタクシーを呼び、五号目までタクシーで上りました。約4000円かかります。

詳しくは公式サイトをご覧ください。 → http://www.fujisan-climb.jp/trails/subashiri/access.html

富士急伊豆タクシー株式会社 → 0550-89-1110

登山適期

7月、8月が適期です。高山植物も楽しめますよ。

11月から4月くらいまで冬山となり、難易度が一気に上がります。

ルート

*上り専用と下り専用の道で分かれているので間違わないように気をつけてください。私は”きた道を下ればいい”と思い、下ろうとしたら案内員に注意されました。

須走五号目(1970m) → 「富士山国有林」標識 → 新六号目 → 本六号目 →  七号目 →  本八号目 →  九号目 →  須走口頂上(吉田口)3710m

<お鉢めぐり>

久須志神社辺り → 浅間大社奥宮 → 剣ヶ峰(3775.5m) → 久須志神社辺り

動画は”お鉢めぐり”の動画になります。朝日を見た位置からスタートしたので、始まりと終わりは中途半端な場所からになっています。

とても長い動画なので時間がある時、眺めてもらえたら幸いです。

装備

(須走口五号目 1970m)

・ザック35L(THE NORTH FACE)

・Tシャツ(THE NORTH FACE)

・ハーフパンツ(アンダーアーマー), アンダーパンツ(CW-X)

・ウール製の靴下(THE NORTH FACE)

・トレッキングシューズ(MAMMUT)

(須走口本七号目 2920m)

+ウインドブレーカー(アンダーアーマー)

+手袋(THE NORTH FACE)

(須走口頂上 3710m)

+ニット帽(ステューシー)

+ネックウォーマー(無印)

+ダウンジャケット(ユニクロ)

+レインコート(THE NORTH FACE)

+長ズボン(THE NORTH FACE)

行動食

・水 1.5L

・INゼリー

・おにぎり1個

その他の道具

・懐中電灯

・ヘッドライト

・折りたたみ傘

・地図

・時計(Apple Watch)

感想

2021年7月12日に富士山に行きました。

はじめにトイレの件です。

トイレは至る所にありますが、有料で200円くらいになります。私はこのシステムには懐疑的で、トイレ代を払いたくないために水分をとらず、脱水してしまったりしては元も子もないと考えているからです。

登山料をとってでもいいから、トイレくらい自由にさせてくれと願っています。

愚痴はこれくらいで。

富士山はいつか登ろうとは思っていたのですが、頂上の混雑を映像で見て、見るだけでうんざりしていたのでいつ行くかタイミングを伺っていました。そんなところにコロナがきて、日本人観光客、外国人観光客が少ないはずと思い富士山行きを決めました。

予定では”須走口五号目まで車で上り、前日の23時からナイトハイクして、午前4時ごろ山頂について、ご来光を拝んで、お鉢めぐりをして、下る”というプランでした。

前日の7月11日にレンタカーを夕方に借りて、意気揚々と須走口五号目に向かったのですが、”ふじあざみライン”入口に人が立っていて、「マイカー規制のため、上れません。上るなら、シャトルバスかタクシー」って言われました。

私の勝手なのですが、マイカー規制って7月後半。夏休みが始まってからだと思い込んでて、この事実。絶望です。

シャトルバスって言っても、始発は午前6時からだし。天気も午後から崩れるとか言っていたし、ということでタクシーを呼んで”ふじあざみライン”を上りました。約4000円の出費です。痛い。

結局、須走五号目に着いたのは23時を少しすぎてからで、それから登山を開始しました。

始めは懐中電灯を片手に上っていてナイトハイクを楽しみました。天体観測をしたり、静寂を楽しんで上っていました。人は八号目くらいまで誰もいませんでした。当たり前か・・

七号目くらいから寒くなってきて、上着を着込み、風もでてきたので手袋を装着。懐中電灯もヘッドライトへ変更。

須走口頂上ではさらに着込み、真冬の格好でご来光を待っていました。

山頂では氷点下くらいまで温度も下がり、次いで暴風。酸素も薄く、低気圧不調と寝不足も重なって、高山病の症状もでて、自然の脅威を久しぶりに感じた登山となりました。

体調最悪の中”お鉢めぐり”を決行。眠気、吐き気、風と戦いながら周っていました。

下山はずっっっっっっっと砂場を下るので靴と服、ザックが砂まみれになりました。

帰りはシャトルバスを利用して道の駅””すばしり”まで下りました。シャトルバスの料金は1220円です。

結論。

私が行ったこの”弾丸登山”はお勧めできません。私は山頂で軽く高山病の症状に襲われました。

原因は寝不足と長時間車を運転したのもあって、大分疲れていました。実行するならたっぷり睡眠をとって挑んで下さい。

以下はタイムラインです。

(23:16)道の駅”すばしり”で車を置いて、そこからタクシーでここまできました。

(23:37)”「富士山国有林」標識 ”です。

まっすぐ進みます。左に行っても上れそうですが、左は下山用の道です。

(0:13)”新六号目”です。

(0:39)”本六号目。瀬戸館”2700mです。”本”とか”新”とか統一してほしいですね。いつまで立っても六号目で精神やられる。

(1:20)”七号目 大陽館”です。2920m。

(1:51)”本七号目 見晴館”。3140m。

統一して(T . T)。

この辺りから、人の姿がありました。

(2:29)”本八号目”3400m。

(2:42)御来光館です。3450m。

(2:59)”九号目”3600m。

(3:20)”須走口頂上(吉田口)”3710m。久須志神社の鳥居が見えます。

(3:25)風がすごく、トイレにベンチがあったのでそこでご来光まで、風を防いでました。仮眠を40分ほどとりました。

(4:36)ご来光。

晴れてよかった。

(4:58)”お鉢めぐり”スタートです。

立ってらないくらいの暴風でした。

(5:17)山頂の”剣ヶ峰”3775.5m。

行列もなく、スムーズに来れました。

このまま時計回りに”お鉢めぐり”を楽しみました。

(5:30)北西側の景色です。

(5:35)雪がまだ残っていました。

(6:03)分岐です。

左に下ります。右は”お鉢めぐり”のコースです。

(7:08)”本七号目 見晴館”です。

(7:24)動物発見!!

こんな高いところに餌はないと思うよ(°▽°)

(7:36)こんな雲海が好きなのです。

(8:06)ずっっと砂利です。

(8:24)ふりかえれば富士山。

(8:48)古御岳神社です。

(8:53)東富士山荘です。愛想のいい店員のお店でここでシャトルバスを待たせてもらいました。

(9:36)戻ってきました。シャトルバス停も右手にあります。シャトルバスの料金は”道の駅 すばしり”まで1220円でした。

Apple Watch ワークアウトログ

(上り)

合計時間 4:15:28

距離 10.06km

アクティブカロリー 1340カロリー

トータルカロリー 1623カロリー

上昇した高度 1695m

最高高度 3722m

最低高度 1971m

平均心拍数 141BPM

平均ペース 25’23″km

(お鉢めぐり)

合計時間 1:05:30

距離 3.21km

アクティブカロリー 269カロリー

トータルカロリー 341カロリー

上昇した高度 271m

最高高度 3770m

最低高度 3680m

平均心拍数 134BPM

平均ペース 20’23″km

(下り)

合計時間 2:58:01

距離 8.57km

アクティブカロリー 510カロリー

トータルカロリー 708カロリー

上昇した高度 17m

最高高度 3720m

最低高度 1970m

平均心拍数 122BPM

平均ペース 20’45″km

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この記事を書いた人

趣味で登山を楽しんでいます。特に関東近辺の山に登っています。
登った山の情報や旅行で行った場所の情報などを発信しています。

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