目次
赤城山の見所についてです。
赤城山へのアクセス方法などは下記のリンクから
https://moripp.com/2018/07/16/akagi/
大洞赤城神社
赤城山頂大沼の小鳥ケ島に鎮座するのは大洞赤城神社で、赤城神社元宮とも呼ばれています。この名前は、大同元年(806年)、御神座の置かれていた神庫岳(地蔵岳)の中腹より大沼の畔に社殿を建て替えたことに由来します。この年号にちなみ、赤城神社の鎮座していた大沼南端の地を大洞と呼ぶようになったとのことです。
大洞地区のウラジロモミ(針葉樹)の森の中に、移転前の赤城神社があります。
赤城神社境内には、志賀直哉の小説「焚火」の末尾が刻まれた文学碑があります。志賀直哉は赤城山を愛し、大正4(1925)年5月から9月まで、康子夫人と大洞の山小屋に住んでました。山小屋の建設には、赤城の二人の主の一人と言われた猪谷六合雄の援助がありました。
文学碑の脇には「万葉歌碑」もあり、それには「上毛野 くろほの嶺の くずはがた 愛しけ児らに いや離り来も」と書かれています。「くろほの嶺」は赤城山の古式名で、最高峰・黒檜山の語源となっています。「くずはがた」は大沼の古式名です。
参考資料
前橋駅から赤城山山頂への案内 栗原 久