用語集

・低体温症

寒気に晒されて体温が下がり、自分の体温を維持できなくなる症状。

怖いのは思考力が低下して防寒着を着込むという判断さえできなくなってしまうこと。

・雪目(雪盲)

強い日差しによる眼炎のこと。眼がごろごろして涙が止まらず、激痛で眼が開けていられなくなったりする。

・ゴアテックス(Gore-Tex)

1センチ四方の面に約14億個もの微細な穴が開いたフィルムをナイロンの生地にラミネートしたもの。

微細な穴から水蒸気を逃して蒸れないようにすると同時に、外部からの水滴は完全にシャットアウトする新素材。

・ケルン

登山コースに設けられた、石を積んで塔にした道しるべ。

高原や広い斜面や山頂に設けられていることが多く、濃霧や悪天候時の指標となる。

・シャリバテ

エネルギーの消費にエネルギー摂取が追いついてない状態のこと。

・ガス

一般には山中で発生する霧のこと。上昇気流の影響から山では霧が発生しやすい。

・森林限界

高木が生育できなくなる高度限界。標高や緯度などによって変化する。

・湿原

低温多湿な土壌に発達した草原。湖や沼の水生植物が死滅して泥炭隣水面を埋めてしまったものと考えられている。

・ローインパクト

人が山歩きすることで自然環境に与える影響を最小に抑えるようにすること。

・キックステップ

上りの斜面に対して爪先を蹴り込み、自分の足でステップを作りながら登高する技術。

下りの斜面の場合の場合は、踵から強く踏み下ろしてステップを作る技術です。

・エッジング

登山靴の内側や外側のエッジを軽く立てて滑りにくくする技術のことで、雪道のみならず滑りやすい黒土の道などでも力を発揮します。

・オーバーハング

傾斜が垂直以上となり、覆いかぶさっている岩壁の状態。

・カンテ

岩壁に形成された稜角、あるいは岩壁中のかなり大きな突角。

・クラック

岩壁の割れ目。

・クーロワール

急峻で巨大な岩溝。雪崩の通路となりやすい。

・懸垂氷河

急な壁にかかる氷河。その末端は重力で絶えず崩壊している。

・サイドモレーン

氷河の側面に取り残された岩屑や土砂の推積。

・スラブ

表面に凹凸がなく、滑らかな一枚岩の岩壁。

・雪田

高山の壁面に張り付いているほとんど氷化した雪。

・雪庇

山の稜線上の風下にひさし状に張り出した雪。

・セラック

氷河状にできる氷のブロック。氷塔。

・チムニー

岩壁中に縦方向に入った、体が入るくらいの割れ目。

・ディエードル

本を開いて立てたような形態の岩壁。

・テラス

岩壁や岩稜上の岩棚。

・ヒドンクレバス

降雪によって表面が隠された氷河上の割れ目。

・ピナクル

岩稜にある尖った岩の突起。

・プラトー

台地。

・フレーク

岩壁の一部が魚の鱗のように薄い岩片となって浮いた岩。

・ヘッドウォール

ルートの最終部分に立ちふさがる岩。

・ベルクシュルント

山体の氷(雪)と氷河との境目にできる亀裂。

・ベルグラ

岩に張り付いた薄い氷。

・ボルダー

氷河の推石や氾濫した河川の跡などに取り残された岩塊。

・モレーン

氷河に運ばれてきて推積した岩石や土砂。

・リッジ

比較的傾斜の緩い尾根や山稜、岩稜。

・ルンゼ

クローワールのドイツ語。

・ロックバンド

山の斜面を横切る岩壁帯。

PAGE TOP